シークレット・ガーデン ~禁断のキス~【更新停止中】
「だって……あたしがクリスティーヌだから。
あたしが役をとって恨まれてるから……」
「いや、どんな理由があろうと、ひなたは被害者でしょ。
何も悪いことしてないんだから。
どうして、すぐ俺に言わなかったの?」
あたしを責めてなんかいないのに。
ちぃの顔が、見れない。
「……俺が怒って、犯人捜して、お仕置きするのがイヤだった?」
寂しそうな声が頭上から降ってくる。
図星すぎて、何も言えない。
「信用ないな。
大丈夫、ひなたの嫌がることはしないよ」
「ちぃ……」
「でもひなたをイジメるやつらを許す気もないけどね」
「えっ!」
どっちなのよ!
思わず顔を上げると、ちぃは笑っていた。
「大丈夫大丈夫。
犯人わからないんじゃ、俺もお仕置きのしようがないから」
……怖っ!!
美形の何か企んで笑う顔……
怖っ!!