シークレット・ガーデン ~禁断のキス~【更新停止中】
あわあわしていると、ちぃがあたしの腕を引っ張った。
突然のことによろけたあたしを、胸板で受け止める。
そのまま腕を絡められ、ベッドに沈められてしまった。
至近距離に、ちぃの綺麗な顔がある。
あたしは恥ずかしさと緊張で、鼻血が出そうだった。
「温かいな、ひなた」
あんたがこんな事するから、体温が上がっちゃったんでしょうがっ!!
そう反論したいのに。
抵抗して、抜け出せばいいのに。
あたしには、それができなかった。
「……最近、よく眠れるんだ。
お前が来てくれるようになってから」
ちぃの喉仏が、遠慮がちに動いた。
「ちょっと、太ったでしょ?」
そう言って、ちぃはあたしの手をとる。
そして自分の頬に、移動させた。