シークレット・ガーデン ~禁断のキス~【更新停止中】
「本当に、つき合っちゃおうか」
……………
な、なぬぅぅぅぅぅぅぅっ!?
「そうすれば、学校でも堂々とお前を守れる」
ちぃの一言一言が、あたしを熱くする。
胸が、頬が、ヤケドしそう。
「ちぃ……でもそれって、あたしのため?
ちぃの気持ちは、それでいいの……?」
「……ずるいね。俺に言わそうとしてる」
「だって、……」
そこまで言ってくれたなら。
あと一言。
好きだよ
って、言ってくれないかな……?
あたし、何も言ってくれない人を信じられるほど、強くないんだよ。
あぁ、あたしは。
ちぃの事が好きみたい。
だって、あきらめたように笑うあなたの目が、こんなに悲しい。
「……ごめん。自分で言っておいてなんだけど、今は無理だ」
「……バカ……」
「ごめん……
病気治ったら、ちゃんと言うから」