シークレット・ガーデン ~禁断のキス~【更新停止中】
「ちぃ!!」
制服のままのちぃは、体中に汗の玉を浮かべて、苦しそうにうずくまっていた。
「ちぃ、薬は!?」
「……な、た……?」
「鍵はどこ!?薬、欲しいんでしょ!?」
「…………っ」
顔を近づけて言うと、ちぃはうるさそうに首をふった。
「ひなた……なんで……」
はあはあと荒い息をしながら、ちぃは自分で上体を起こす。
「なんでって……」
「……お説教?それとも、お礼でも言いにきたの?」
「やっぱり、あれ、ちぃが……!」
「は、ぁ、言ったでしょ、何とかしてあげるって……」