ツンデレ彼女と無関心彼氏
「うーん…何か違う。他の!」
鏡の中のあたしを見て、小首を傾げるとクローゼットに向かうお姉ちゃん。
取り合えずホッ。これ着ることになったら、あたしマジで吐く。吐くわ~。
「次はこれ!ど?可愛くない?」
「……っ!」
……マズイ。これは非常にマズイですぜ旦那。
胸元がV字型になってて、いやもう胸見えるだろ。ってなくらいに色気たっぷりなニット。
何が悲しくて貧乳をアピール。しかも彼氏に。
あぁ、一晩で胸がデカくなる薬とかないかな。ドラ●もんにお願いしてみようかな…。
「んー…似合ってる、けど。完璧じゃないなぁ」
チラリとお姉ちゃんを見て、カップ差何だと聞きたくなった。
神様は不公平だ!
同じ遺伝子もらってるはずなのに、どうして胸の大きさが違うんだぁ~っ!!