ツンデレ彼女と無関心彼氏
ツンデレ彼女の初デート
―――ついに来ました、決戦の日!!
朝からばっちりがっつりメイクして、髪もふわふわに巻いて準備万端♪
………な、はずもなく。
「やっばーい!」
起きたのはなんと9時半。
ベッドから跳ね起き慌てて支度する。
最悪。最悪。最悪ぅぅぅ~っ!!
寝坊とかあり得ない!信じられない~。
半べそをかきながら、身支度を進める。でもどんなに急いでも、人間には限界ってモンがありまして。
駅に着いたのは………またまたあり得ない10時半。
もう泣きたい。いや、いっそ夢でありたい。