ツンデレ彼女と無関心彼氏
「…あ、居た。小っさくて見えなかった」
何だto!?そりゃ155センチですが!
猛さんあんた175あるやろ!見つけておくれよ。
どんだけあたしに無関心なんだ……。
「ジェットコースター最高!」
「急降下パない!」
ジェットコースターに乗れば、さっきまでのモヤモヤは消える。
えぇ、だって単純ですから(笑)。
「次どうしよっか?」
「んー。何かノド渇かない?ジュース飲みたいかも」
確かに。もう絶叫系5連発くらいで乗ってるし。急がなくても時間はいっぱいあるしなぁ。
「休憩してもいい?」
「いいよ。じゃあ俺ら飲み物買って来るね」
「うん。ありがとー」
男組を見送り、歩と近くのベンチに座った。