ツンデレ彼女と無関心彼氏


「お待たせー」


「あっ。ありがとう清~♥」




猛達が戻って来て、歩はそのままのベンチに清くんと、あたしは隣のベンチに猛と座った。





「はい」


「あっ…ありがと」




差し出されたミルクティー。


期待はしないけど。してませんけどね?



ミルクティー……あたしの好きなやつ、なんだよね。



…ま、あたしに無関心な猛が、あたしの好きな飲み物なんて知らないか。


適当に買って来のが、ミルクティーだっただけだよね。うん。そうだよね。



期待しない。期待しない!





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