ツンデレ彼女と無関心彼氏
「猛、どれ乗りたい?」
「あ?あー…何でもいいよ」
あれ…ちょっと素っ気ない。
でもここで諦める梓衣じゃありません!
「ジェットコースターは?」
「もう3回乗ったよね」
「じゃあ迷路は?」
「梓衣、絶対迷子になるよ」
「じゃっじゃあ…」
あたしの頭の引き出し少なっ!
他に乗り物が浮かばない。
困って周りをキョロキョロしていると、ふと目に入った、一つの建物。
「…じゃあ、お化け屋敷は!?」
「ん?…あぁ、いいんじゃない」
ヤッタ!承諾してくれた!
猛とお化け屋敷へ向かう。
……うん。足が震えてるのは、無視してね。
あたし本当は、お化け屋敷は大!の苦手なんだ……。