夢花火





「そういえば土方。私に話があるんじゃなかったのか?」




「あぁ。千春、終わったら俺の部屋に来い」





なんだろう…。




まあいいや、早く終わらせよう。





雑巾で、ほこりが沢山ある部屋を隅から隅まで拭いていく。




後は、風呂敷に包んでいた物を整理して…。





「終わった…」





最初よりも大分綺麗になった部屋を見渡す。



少し息をついて、部屋を出た。



そして、土方の所へ向かう。





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