夢花火





「…それは、俺も同じだ」




団子を食べ終わり、土方は私を見た。




「お前は、未来から来たんだよな」



「…そうだよ」



「……」



「………」





少し間を置いてから、土方は口を開く。





「…これからどうなるのか、知ってるのか」




心臓が跳ねるのが分かる。




「知ってる。…でも」




「……」




「教える事は出来ない。歴史を変えてはいけないから」





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