夢花火





そして、宴が始まる。



「ほら、皆飲め飲め!!!!」



近藤は豪快に笑いながら、
皆にお酒を振舞った。



「本当に嬉しいですね~」



沖田も、にこにこしてはお酒を飲む。



「…あぁ」



私もそう言いながら、お茶をすすった。



「もしかして千春さん、まだお酒飲めないんですか?」



「あ…」



もしかして、もう私、二十歳過ぎたかな…?



多分、過ぎてるはず。



「ほら、千春も飲め飲め!」



酔った原田が、お酒を注いでくれた。


…って、あれ⁉



「わああっ!やめろ、原田!」



お茶とお酒が混ざっちゃう!





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