夢花火



──

────



「ん…?」



目を開くと、見慣れた天井があった。



布団から起き上がり、あくびをする。




「千春、起きたか」


「土方…」



その時、土方か入ってきた。



「私、何でここにいるんだ…?」



さっきまで宴をやっていたはずだけど、記憶が曖昧だ。



「酒に酔って寝たんだ。…ったく、初めてのくせに、そんなに飲むんじゃねえ」



「ごめん…」




< 224 / 345 >

この作品をシェア

pagetop