夢花火




「……」

「お前以外に、誰に頼める?これは、お前にしか出来ない仕事だ」

「土方さん…」

「頼んだぞ。市村」

「分かりました…」


そして刀を鞘に収める音がする。


「…土方さん」

「何だ」

「死ぬおつもりなんですか…?」


ドクンと、心臓が大きく跳ねる。


「…そういう事は聞くな」

「すみません…」




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