夢花火
《弍》大きな壁
筆頭局長
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いつの間にか寝ていたみたいだ。
ここは…。
自分の部屋か?
その時、襖が開き、土方が入ってきた。
「おう。起きたか」
「…ああ」
少しの間、沈黙が流れる。
「何で私はここに…」
「ああ、お前昨日、あのまま寝たんだ。だから、俺が運んでやった」
胸を張って答える土方。
「そうだったのか。ありがとうな」
「ああ」
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