ばかほどすき。

「…なんで？」

正直そんなものに理由があるのかと思った。

そしたらこんなことをいわれた。

『お前がうちに来た日さ、お前が部屋でてったときあったじゃん？』

「あ、うん。」

『そんとき、たまたまお前のケータイにチャットがきてさ（へー、くるって彼氏おらんのやー）とか書いてあってさ、俺彼氏じゃねーの？もしかして遊ばれてる？とか思ってさ、だから俺も元カノの話した。』

「…」

『それからお前のこと勘ぐるようになってさあわないようにしてた。』

すべての歯車がかみ合ったような気がした。


「そうだったんだ…。」

そのチャットの相手は中学のときの同級生からのからかいのチャットだった。
確かにそんなようなチャットがきてたような気がする。


お互いにすれ違ってたんだ。