堀江くんの遠回りな恋
「堀江?」


反転したものの動かなくなった堀江に声を恐る恐るかける


「………………スゥー」




コイツ寝てやがる


私は何とか堀江から逃れると部屋を後にした


帰りのタクシーの中でそっと唇に触れてみる


「何なのよ一体…」


さっきのキスを思い出し自分でもコントロール出来ないくらい胸が熱くなった


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