堀江くんの遠回りな恋
「堀江さん」
突然の声に顔を上げるとーーー
茜が立っていた
だよな
やっぱり、来たか……
「今日、仕事の後時間ありますか?」
「も、もちろん」
「じゃまた後で」
無表情ではないものの、イマイチ、読み取れない表情でそれだけ言うと茜は直ぐに行ってしまった
それを見ていた周りのやつらがまたヒソヒソと何やら話し出すのが分かる
にしても、いつもは可愛いと思う茜の笑顔が妙に怖く感じた
オレはこの場から早く立ち去りたくて急いでラーメンをたいらげると仕事に戻った
突然の声に顔を上げるとーーー
茜が立っていた
だよな
やっぱり、来たか……
「今日、仕事の後時間ありますか?」
「も、もちろん」
「じゃまた後で」
無表情ではないものの、イマイチ、読み取れない表情でそれだけ言うと茜は直ぐに行ってしまった
それを見ていた周りのやつらがまたヒソヒソと何やら話し出すのが分かる
にしても、いつもは可愛いと思う茜の笑顔が妙に怖く感じた
オレはこの場から早く立ち去りたくて急いでラーメンをたいらげると仕事に戻った