堀江くんの遠回りな恋
オレは切なげに言う茜を見て胸が締め付けられる思いがした


オレは、茜をここまで追い詰めたのかと思うと苦しい思いがした


と、同時にそんな茜をいじらしく思えた


オレはメガネを外してテーブルにそっと置くと


茜の頬に手を添えキスをした


いつもより深く深く茜の舌を捉え逃がさないように


ゆっくりとーーー


やがて茜の口から吐息が漏れたのを合図に


オレはソファに茜をゆっくり押し倒す


キスを何度も繰り返しそのままブラウスのボタンを一つずつ外していく


茜が身に纏っているものをゆっくりと剥いでいく


茜の全てを受け入れるべく


顕になった茜の首筋に顔を埋め


さらに下へ下へと移動する


敏感に反応する茜の甘い声が部屋に響く……



< 66 / 157 >

この作品をシェア

pagetop