正反対のキミ。
高校三年生のキミ。
「しょうたろう!!ふざけないでよ!!これで、浮気何回目よ?」
「キスまでは浮気じゃねえって!!」
俺は、いつのまにか、順調にプレイボーイの道を歩んでいた。
「信じらんない。あのときよりヒドい!!」
あのとき、とは小五の夏。
初めて祷が俺に別れを切り出した日。
「ごめん。」
「もう、無理だよ。別れ「嫌だって。俺は、祷が好「さすがに信じらんない。」
祷は、力なくそういって教室を出ていった。