王子様は生意気ルーキー?!<番外編?>
こんなことも出来ないのかって、怒った?

急に不安が押し寄せる。

その時…

「はぁ…結愛?」

さっきとは違う、いつでもの優しい口調でわたしの名前を呼ぶ斗亜くん。
その声に少しだけ、俯いていた顔を上げる。

そこには、すごく優しくて、だけど少し意地悪に私を見つめる彼がいた。
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