漆黒の狩り屋
バンッ!!!
「やべーよやべーよ!!奴が今朝出たんだとよ!」
勢いよく教室のドアを開けた男の子が言い出す。
「今度は鴉(カラス)を潰したんだとよ!」
鴉とはこの辺一帯を生息地としている手荒い連中そ族。
「死者出たらしいぜ…。」
「まじかよ…。てか、聞いてんのか!?おいっ!」
ベシベシ叩かれて起こされている奴がいた。
「ん~…。何…。」
「芯なんでお前はのんきに寝てられんだよ!」
そう
この叩かれて起こされたのが
主人公である黒沢芯。
芯「だって俺に関係ないし…。」
「関係ないな。うん。芯はのんきでいや、のろまでバカで優しいもんな。うんうん。」
芯「は…。なっちゃんそれいっちゃう?俺の心傷ついたよ…。」