BASKETBALL
同じマネージャーをする事になったのが
真美と奈緒子。
二人は同じ中学で仲がいいみたいだ。
私達が体育館に入ると
バスケ部の部員が一気にこっちを見る。
なんだかすごく、緊張する…。
私達は、三年のマネージャー恵さんに挨拶をして、マネージャーの仕事の内容を教えてもらった。
水の補充、タオルやジャージをたたんだり、簡単な事からする事になった。
「一番最初に覚えて欲しいのは部員一人一人の名前と、誰のタオルかわかるようにしといてね」
「はい!」
時間がたつにつれて、部員の先輩達が私達に話しかけてくれるようになった。
「俺の名前覚えた??」
真二先輩が話しかけてきてくれた。
「はい!真二先輩ですよね!」
「忘れんなよ!ナミカ♪」
私の事覚えててくれたんだ…。
先輩、絶対忘れる訳ないよ。
だって、あの日からずっとあなたの事ばかり考えてるんだから…。
先輩が私に話しかけてきてくれた事が嬉しくて私は少し浮かれていた。
それが真美と奈緒子を、不愉快にさせていたなんて、この時は気付きもしなかった。
真美と奈緒子。
二人は同じ中学で仲がいいみたいだ。
私達が体育館に入ると
バスケ部の部員が一気にこっちを見る。
なんだかすごく、緊張する…。
私達は、三年のマネージャー恵さんに挨拶をして、マネージャーの仕事の内容を教えてもらった。
水の補充、タオルやジャージをたたんだり、簡単な事からする事になった。
「一番最初に覚えて欲しいのは部員一人一人の名前と、誰のタオルかわかるようにしといてね」
「はい!」
時間がたつにつれて、部員の先輩達が私達に話しかけてくれるようになった。
「俺の名前覚えた??」
真二先輩が話しかけてきてくれた。
「はい!真二先輩ですよね!」
「忘れんなよ!ナミカ♪」
私の事覚えててくれたんだ…。
先輩、絶対忘れる訳ないよ。
だって、あの日からずっとあなたの事ばかり考えてるんだから…。
先輩が私に話しかけてきてくれた事が嬉しくて私は少し浮かれていた。
それが真美と奈緒子を、不愉快にさせていたなんて、この時は気付きもしなかった。