BASKETBALL
私達が練習に戻ると、真美の機嫌はなおっていた。


「ナミカ、遅いよ〜!!」


「あっ、ごめんね!」


きっと宏明先輩と話したとか単純な事なんだろうけど、真美の機嫌がなおっていた事に私は内心ホッとしていた。


「さっき、宏明先輩がおもしろかったんだよ!!」


「そうなんだぁ〜…」


いつの間にか私は真美に気を使うようになっていた。
< 15 / 19 >

この作品をシェア

pagetop