BASKETBALL
「…カ!ナミカってば!!」


エリが私の肩を揺らす。


「あっ…ごめん!なに??」


「さっきからどこ見てるの??」


私の視線の先を探ろうとエリはキョロキョロしている。


「もしかして、バスケ部の先輩にかっこいい人でもいた??」


モモまで探りを入れてくる。


「別にそんなんじゃないよ…」


明らかに同様した私に二人は顔を見合わせて


「あー!!図星だぁ」


と声を揃えた。

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