願うは嘘~キミは僕を忘れた~


「ユリア?大丈夫か?」
「うん!!ちょっと、トイレ行ってくるね。」



明日は、結婚式。
こんなこと考えてちゃいけない。

私はケビンを愛してる。
心、体、脳。
全てがケビンを求めていた。


でも、最近思うことがある。
ケビンとケイトはすごく似ている。と。




トイレの鏡を見つめる。

「あたし、ケイトに会ったことある?」









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