願うは嘘~キミは僕を忘れた~


***

目が覚めると、自分の部屋にいた。


目の前には、ケビン。



「あ、ユリア!大丈夫?」
「うん。ごめんね。あたし、どうしたの?」

「トイレで人が倒れてるって騒いでたから行ってみたら、ユリアが倒れてた。」


あたし、倒れちゃったんだ。


でもなんでだろ?
あの時確か、…頭が痛い。



「後、ケイトさんが今お粥作ってくれてるから。」

ケイト?
そうそう。ケイトが何者か考えてたんだ!

あれ?
結局、誰だったんだろ?









< 12 / 24 >

この作品をシェア

pagetop