願うは嘘~キミは僕を忘れた~


***

「誓いますか?」


ケビンよりも色の白い神父さんがあたしに問いかける。



「誓います。」


あたしは、何があってもケビンから離れないよ。





「それでは、誓いのキスを。」


ゆっくり、目を閉じる。



浮かんできたのは、あの夢…。






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