サンドリヨン~灰かぶり娘の物語~
コンコン


窓を叩く音


妖精さんです


「とりっくおあとりーと!」


「ハロウィンはまだまだ先ですよ…」

「そうでしたっけ?」

「さぁ?」

「しらなぁい」


約10cmの二頭身で薄い羽根の生えたファンシーな妖精さん
三名

「お菓子の用意はできてるよ」

「お邪魔します」


テーブルの脇にちょこんと座った妖精さん

1人に二枚ずつクッキーを出す


「今日のはおっきいですね」

「おいしい~」

黙々とクッキーをかじる妖精さん

可愛いです

ぱしゃぱしゃと妖精さんをスマホのカメラで撮る


「待ち受けにしよー」

「レラさんはメイドさんです?」

「ん~違うような…」

「レラさんが結婚するときは読んでです」

「幸せにする魔法かけます」


「ありがとう」

妖精さんにあげるクッキーのお代はルイストと私の幸せです
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