ヤクザに愛された姫
『あの・・・どちら様でしたっけ?』



あたしがそう言うと
2人は顔を見合わせて
大爆笑した。



「俺だよ!俺!中山龍斗。」



この黒髪ヤンキーは
中山龍斗-ナマヤマリュウト-。
というらしい。



「まだわかんなねぇ?ほらメグの!」




メグ?メグって同級生の?
ーーーーーあっ!!!



『龍斗?』



「やっと思い出したみたいだな。」



龍斗はあたしに
フッと微笑んだ。




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