お粥
掻き卵のうどんだとかお粥は
私の嫌いな食べ物だった。

私はうどんは好きだったのだが
毎日のように食べていると、飽きる。

人はたいてい、毎日でも食べられるこれ!
とか言うけれど
実際、毎日三食その食べ物にしたなんて人は
いないであろう。

絶対に飽きる。

私はこうしてうどんが嫌いになった。

お粥は、べちょべちょしたうえ味がない。
私が今でも食べれないものの一つだ。


小さな私は、泣きながら頑固食べることを
拒否した。
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