お粥
そこの病院は小さいから
看護士さんも少ない。


看護士さんが、
「また、いつもの薬用意しますね。」
そういうと、せかせかと薬の準備をしに
消えた。


その看護士さんは、
父の友人の奥さんだった。


田舎は小さいもので知らず知らずとして
知り合いの友達だったりしたりする。


その看護士さんは熱心で、
私が熱を出すと家に来てくれる
父の友達は、病院まで
連れて行ってくれるのだ。


小さな私としちゃありがた迷惑だったが
きっとその人にたくさん救われた気がする
< 6 / 12 >

この作品をシェア

pagetop