あなただけ〈短編〉




放課後―…



私たちは屋上に来た





「…胡桃、話って?」





私は重い口を開いた





「………ごめんなさい。」





「……………」





「私には修斗しかいないの…修斗しか無理なの」





「………なんであいつなんだよ…」



タンッ…



壁と柊くんに挟まれる









脳裏に疼く光景…


ガダガタ…


震え出す身体





「胡桃…?」









ガチャ…



「胡桃!!」





.
< 78 / 108 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop