空は、見ている。
まあそんなことで、この学園で私の事を知っているのは、理事長と私の親友くらいかな

「りー!おはよー」

「ん。おはよう」

『りー』っていうのは、小さい頃からの私のニックネーム

そんで、この子はさっき言った私の親友、華島美桜(かしま みお)

美桜の両親は、世界的にも有名な音楽家で、美桜も音楽界では有名人なのです!

そんな美桜とは、家が近いっていうのもあって、小さい頃からいつも一緒だった

時に、喧嘩するときもあったけど、次の日には仲直りしていた



「ごめんね。私が日直だからって、美桜まで早く来てもらっちゃって・・・」

「全然大丈夫だよ。普段歩きじゃん?だからたまには、こういうのもいいかなって思ったし。それに、私が日直になったときは、りーが来てくれたんだからお互い様だよ」

「うん。でもさ~、やっぱり眠いや」

「りーは、朝弱いもんね」

「ははは。大体寝坊してますもんね。いつも、迷惑かけてます。ごめんね」

「りーが朝弱いなんて、今頃謝られてもね~」

「そーですよねー」



この学園、やたら広くて・・・

やっと、教室に着いた

ちなみに、私たちはⅠーⅢです



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