先生への小さな恋



「行ってきます」




そう言ってあたしは
車から降りた
いつも通りの朝だった




「先生に会えるかな」




なんて考えてる私の名前は
東条葉月 (とうじょう はづき)



「先生保健室かな」




先生の名前は
上田陽気 (かみだ みろき)



歩いているうちに教室についた




「あっおはよ」




友達の
前田 恋心 (まえだ はあと)
恋心はいつも教室の前で待っていてくれる




「おっは!」




「今日先生見た?」




「まだ見てない」




「そっか」




こうやって朝は必ず聞いてくれる
だから恋心は葉月が恋をしている事を
知っている




葉月が中学校についてから15分程たった




「おーぃ。授業始めるぞぉ」




ガヤガヤとしていた教室が静まり返った




1時間目は国語
葉月は国語は好きだった
恋心は嫌いなため居眠りをしていた




「では、この文を文節に区切ってください」




そして50分たち、国語は終わった
休み時間・・・




「あーーーもぉ。国語はつまんないぃ」




「なんでぇ。面白いのにぃ」




「でも2時間目は数学だからラッキー」




「うっそ!あたしサボろっかな」




「なんでぇ」




「あたしサボるから。ノート見せてね!」




「はいはい」

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