lovelove♡story
22
そして、迎えた文化祭当日。
私はメイド姿の自分を教室の鏡でみる。
‥うわー‥
‥これで人前でるのか‥
「りーほ、何自分に見とれちゃってんのっ」
ユキに後ろからこづかれる。
「そんなんじゃないしっ。ねー、これ、キモくない?」
「大丈夫!可愛いよ。」
「ほんと?」
「うん」
ダメだー‥やっぱこんなの引き受けるんじゃなかった。
今更ながら後悔する。
と、学級委員が教室に入ってきた。
「はい、10時になったからここ開けるよーっ!みんな頑張ろう!」