lovelove♡story
24
それから2時間。
メイド喫茶は思った以上に大盛況で、みんな忙しそうだ。
意外と裏方さんもいろいろ大変そう。
と、琴音ちゃんが、
「りほ!今休憩?このゴミ捨ててきてくれないかなー?ごめんねっ!私サンドウィッチの注文が今たてこんでて、手離せないの。」
「あー、しょうがないなー。いいよ」
「ありがとー。りほ大好き」
「はいはい、頑張ってね。」
私は二つのゴミを持ってメイド服のまま学校の裏のゴミ捨て場へむかう。
ふー‥
意外と重い。
と、その時片方のゴミ袋が誰かの手でひょいと持ち上げられる。