lovelove♡story
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その日、私は結局皆と合流することもなく、とにかく働いた。
五十嵐は、その後私に構うこともなく、皆と楽しそうに遊んでいた。
気づいたら、もう夕暮れ時で。
さっき琴音ちゃんとユキが声をかけにきて、そのまま皆帰っていった。
賑わってた海もすっかり人は減って、静かだ。
沈みかけた夕日がキレイ。
海の家の方も、テーブルと椅子を片づけ終わって、今日のバイトは終了だ。
「じゃあ、お疲れ様ー‼」
陸さんの一声でふっと気がゆるむ。
あー‥疲れたな。
「お疲れ様でしたー。」
私はぺこりと会釈をしてそのまま帰るつもりだった。
しかし。