lovelove♡story
甘々なキス
9
次の日、朝五十嵐に会うこともなく、特に問題もなく、平穏に一日が終わろうとしていた。
その日の放課後。
今日は、学校をあげての大清掃という日だったので、放課後の部活もなく、生徒が一斉に下校する。
私もいつも通りちほちゃんと校門をでようとした。
‥いる。
校門に寄りかかって、まるで誰かをまっているかのような五十嵐。
よし、ここは知らないふりで‥
あいつの死角になるようにちほちゃんの横にならぶ。