lovelove♡story
「なぁ、昨日の人、りほの彼氏?」
五十嵐のことだ。
悠希も知ってるのかー‥
「‥もしかして、見てた?」
「‥ん。」
悠希が少し口をとがらす。どうしたのかな?
「彼氏じゃないよー。ただの‥」
「ただの‥なに?」
私は返答に困ってわざとはぐらかす。
「悠希妬いてんのー?大丈夫だって、寂しくなったらいつでも悠希に構ってあげるし!」
悠希が伏し目がちに言う。
「それは‥、友達としてってことだろ?」