アオい夏
私は悪魔を押し倒し、剣を振り上げた。
「もう、誰も殺さないと誓うか。」


「てめぇが殺せばな。」


コイツを殺したら、



私の手は汚れる。




汚れを許さない神の国には戻れないかもしれない。





でも、殺さないと、コイツは止まらない。



迷っていると、私の頭の中に、ある術が浮かんだ。



相手の力を封印する事ができる。


その封印は、封印した者にしかとけない。

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