アオい夏
「父上の事だ。きっと日本に爆弾が集中している。とにかく俺は、宇宙に逃げる。」




「そんな・・・っ、地球の人々を皆殺しのするというの?!」




「お前は勝手にすればいい。残るのか?」


キリクの言葉で決意がついた。



「・・・当たり前よ。日本、いや地球を守ってみせるわ。」





私には、やるべき事がある。

「逃げるのなら、勝手に逃げればいい。」




私が続けると、キリクはそうか、といってとびたった。




これは私にとって人生で一番最悪な事態だ。
< 34 / 50 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop