アオい夏
「キリクは、サタンの子よね?」
「ああ。」
「そっか。」
「なぁ、そろそろ術といてくれね?」
裏切られたらどうしよう。
その思いが伝わったのか、キリクは言った。
「裏切んねぇから。」
「ホントに?」
「ああ。ほんとに。」
仕方ない、といてやるか。
「ああ。」
「そっか。」
「なぁ、そろそろ術といてくれね?」
裏切られたらどうしよう。
その思いが伝わったのか、キリクは言った。
「裏切んねぇから。」
「ホントに?」
「ああ。ほんとに。」
仕方ない、といてやるか。