アオい夏
「あぁ、そこまでお前に才能があると思わなかったんじゃねぇ?」


「でも、良かった。キリク、これからどうする?」



「俺は帰るとこねぇし・・・。この勝利は親父に黙っとくから、アムルは帰れ。」





「私も帰れないの。迎えが来ない限り。」



「そうなのか?じゃあ、どうすんだよ。」



・・・・・・・・・・・沈黙が続いた。



「と、とりあえず、地球で暮らすわ。」

私は言った。そうだ、せっかく来たんだから楽しもう。
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