13才…
両想い
最後の昼休み
あたしは高野に呼ばれた
「なに」
そっけない感じに業ときいてみた
ほんとはドキドキしてるのに
「お前 俺の事ずっと昔から見てただろ」
ゲッ!
気付いてやがった
「だからなに?見てました。でも、もぉ いいの おしまい。引っ越すし 最後だし」
「俺がなんでこんな事知ってるとおもう」
「知らない もぉいいよ、どうでも」
「良くねーよ!少なくても俺は。お前を見てたから
俺もずっと見てたからしってるんだよ   
好きだった 今も」
「ぅそ」
「好きだ。付き合えよ。離れててもいいから。」
「とーいよ」
両想い 二人は
「お前が俺に会いに来りゃいいじゃん  俺もお前に会いにいくから 絶対に」
晴れ渡る空
眩しい太陽
陽射しより眩しく見える高野の顔
あたし達は晴れて付き合う事になった
毎日お互い電話して
二人で笑って
二人でせーので『スキ』って言い合って
一年が流れた
「せーのスキ」
(せーのスキ)
「今ちょっと俊哉の方が遅れたぁ」
「ちげぇよ。ケラケラ
綺羅漓が一番スキ  これでどーだ」
「ゆるーすケラケラケラ」
あたし達はまだまだ子供
だけどれっきとした恋してます!
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