余裕彼氏。【短編】
実行。
__翌朝*
昨日は葉月がスゴい興奮&ニヤニヤ
しながらあたしに迫ってくるから何事かと思ったら……
内容はとっても面白そうだった!
でも……颯くんには迷惑がかかるから
抵抗があったんだけど…
『莉緒さんが悩んでることなら、むしろ喜んで引き受けますよ?』
と快く引き受けてくれた。
なんて優しいんだ…あの双子は! 改めて感動したよ!
そして…もうすぐで颯くんがあたしの家に
迎えにくる時間帯。
「琉生には悪いけど……ごめんね。でも…どんな反応するか、あたし気になるんだ…。」
ボソッと呟いた時、玄関のインターホンが鳴った。
あたしはいそいそと靴を履き、ドアを開けると颯くんがいた。