『太陽と空の下で・・・』

第４章 結 婚

俺と若葉が付き合って１年と４ｹ月が過ぎた。


『太陽・・・妊娠したみたい・・・』


突然 若葉からの言葉に驚いたが嬉しさでいっぱいだった。


俺はガッツポーズを若葉に見せた。


若葉は満面な笑みで俺を見ていた。


親友の佐久間に直ぐに電話した。


『佐久間か・・・俺 パパになるぞ・・・』


『オイオイ・・・いきなり何だよ・・・ワカちゃんと結婚するのか？』


『そう・・・あっ！やべっ・・・俺 こんな話ししてる場合じゃないわ』


俺は嬉しさで舞い上がって 両親の報告も


若葉の親へ挨拶も


若葉にプロポーズさえ忘れていた。


『ワカ・・・俺 ワカの事めちゃくちゃ愛してる


爺ちゃんになっても婆ちゃんになっても


死んでからもずっと一緒にいよう・・・


いて下さい・・・ワカ・・・


結婚しよう』


若葉は『ハイ』と返事をしニッコリ微笑んだ。