『太陽と空の下で・・・』
『まだ・・・フゥって消す事できないし 無くてもいいよね』


『そんな・・・誕生日にロウソクないなんて・・・

写真も撮るし・・・ダメダメ・・・

まだケーキ屋さん 開いてるだろ?


俺 貰ってくるよ・・・


空も行くか?空・・・おいで・・・』


空はニッコリ微笑んで手を出してきた。


『太陽・・・空 連れてくの?』


『空たんとパパのデートだよん・・・ねぇ空たん・・・ママはお留守番しといてね』


『気をつけてね・・・空 バイバイ・・・』


最近はバイバイも覚えて手を振る空を若葉はずっと見送っていた。


自転車の前に空を乗せ俺はルンルン気分で自転車をこいだ。


『夜桜も良いなぁ・・・空たん・・・綺麗だね・・・桜も満開だ・・・』


空は足をバタバタしてはしゃいでいた。


『ほら着いたよ〜空たんのロウソク貰おうね』


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