『太陽と空の下で・・・』
そう・・・周りを見ず・・・ただ幼児が危ないと思い・・・


道路を無我夢中で渡ろうとした時


トラックが目の前に・・・


俺は・・・死んだ。


まさか・・・俺が死ぬなんて・・・


目撃者もいない


トラックの前に突然 出てきた状況に


自殺と事故で扱われた。


若葉へ連絡が入り


若葉は声を上げて泣きじゃくっている。


両親も駆け付けただ泣きじゃくる姿に


俺は悔しい思いだった。


(遺書などありません・・・太陽が自殺なんて・・・)


(空が死んだのは太陽の責任でもあるし・・・その事で相当 苦しんでたでしょ)


『何で・・・そうなっちゃうんだよ・・・ワカの言う通りだよ・・・俺は自殺したんじゃない』


若葉は毎日 泣きじゃくっていた。


『ワカ・・・ごめんよ・・・俺・・・ワカを幸せにするって言ったのに』


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