『太陽と空の下で・・・』
それから数日後・・・


若葉と母親らしき人が


道端で口論してる所を出くわした。


『あっ・・・』


若葉と目と目があった。


すると突然 若葉が俺の腕を組み


『彼氏が来たから・・・もういいでしょっ・・・』


俺は何が何か訳がわからずア然としていた。


母親らしき人も ただ立ちすくんでる様子だった。


若葉は俺の腕を掴み その場を走り去った。


『ハァ ハァ ハァ・・・サンキュー助かったよ』


『何だよ・・・いきなり・・・』


その時の若葉の笑顔が印象的だった。


『まぁいいだろっ!じゃっ』


そう言って若葉は立ち去って行った。


俺は結局 利用されただけと思い家に戻り


軽く食事を済ませバイトへ向かった。


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